文字文化とコミュニケーション
2006.01.06 |Category … 雑記
例えば、何かを質問されて、それに対して疑問形で答えるということ。文字通りに受け取ると、確かに「質問してるのは私」という旨の発言が飛び交うのかもしれませんが、実際にはそういう意味では使っていないのはわかっていることでしょう。疑問形で答えるというのは、回答に自信がない場合や明確な決定事項ではない場合の、保留回答のようなものだというのは伝わらないのでしょうか。
相手の出方を伺っている、と捉えられる事もあるかもしれません。多くの場合、それを否定する事はないでしょうが全面的にそのような意図で使っているというわけではない事ぐらいは理解して欲しいものです。
そう受け取られるように表現するのも悪いけれど、そういうのもあるんだ、と受け取る側が認識する事もまた大事だと思います。双方が相手の思いを受け止める事が出来てこその、コミュニケーションだと思います。
あと、細かい部分ですが相槌って大事ですよね。私はそう思ってます。現実での会話でもそうですが、チャットなんかでは余計にそう思います。
現実の会話で、話している途中に呆れたように「はいはい」と答えることってあるでしょうか。面白くもない冗談を言って、それに対して…というケースならあるかもしれません。けれど、普通に会話していてそのように答えることってないでしょう。好意的に・元気に・等、いろいろ表現あるかもしれませんが、そのような感情を込めて言う場合はあるかもしれません。
でもチャットでは全部「はいはい」です。どちらかというと、「はいはい(、もういいから)」というニュアンスを込めた言葉ですね。現実で使う言葉ではあっても、チャット等で使うのにあまり適していない言葉の1つであると思います。別の意味があったとしても非常に誤解を招きやすい、極めて使う事に対して百害あって一利なしな言葉とも言えます。
今ここで、両者のパターンを示してみました。どちらも、意図の伝わらない部分が何気ない関係に軋みを生み出す原因になります。お互い、譲り合って時にはどちらかが相手を認める。それで初めてコミュニケーションは成り立ちます。両者が互いに譲らないのであれば、それはいがみ合いでしかありません。
皆さんは、コミュニケーションをしていますか?
▽つづきはこちら
最近、長文書いてもスパム以外の記事へのコメントがないので淋しいです。飽きられたのかな(笑)
●Thanks Comments
チャットだと相手の顔が見えないから、話聞いてるのか
どうかわからない分、余計に相槌って大事よね。
だから合間合間に「うん」と発言してるよ。
顔が見えないってのは危ういよね。
僕の場合は「え・・?」って思うような時があった場合は、なるべく相手に確かめるようにしてる。
確かめてみるとやっぱり僕の誤解だったかーと思う事が多い。
僕は特に勘違いとかし易い。お馬鹿さんだからね・・;
相手に誤解させてしまう事とかもよくある・・これは僕自身が気をつけないといけないと自覚はしてる・・つもり_| ̄|○
チャットで「はいはい」って答える事はあまり無い・・
やっぱり良い意味で捉えられないと思うからね。
冗談言い合ってる時には使うかもな程度かなー。
相槌は僕も大事だと思う。
相槌。
わたしもそれすら乏しい人間と少しの間付き合っていて、結構苦労した、というか。
色々苛立ったりした覚えはありますね。
わたし自身は逆に一言二言に挟むくらいの勢いで「うん」「うーん」「ふむ」とか、発言を返してますし、どうしても即答できない事なら、多少数分は悩んでも「今、上手く言葉が出てこない」などの言葉を返す方です。
いくら悩んだり、言葉が出てこなくてもチャットという相手の顔が見えない状態での会話(電話もそうですよね)では、無言である事はそれこそ「百害あって一利なし」なのかもしれません。
チャットの会話というものは、相手に提供できる情報が現実の会話よりも限られています。
例えば、言葉そのもの・語調・反応の間隔や速さ・メッセなどであれば、状態表示…などなど。
その分、それらの限られた情報全てを観察して相手の状態を知ろうとしてしまうものなのかもしれません。
(少なくともわたしは、それらの全てを観察してしまう性質です…(苦笑))
意図や真実が伝わりにくい、勘違いされやすい対話手段であるからこそ、可能な限り正確に意図を伝える言い回しや、上記したような一言で括るのであれば「態度」というものについて、チャットでのやり取りは充分気をつけるべきなのでしょうね。
うん
うん
同じ言葉を(ry
…相槌にも種類が必要だと思った私(笑)
そして、私は姫乃ちゃんと同じ性質。特に間隔とか。
RO時代は、よく他人とwisしている事に気付いてしまっていたり。
コメントありがとう。噛み締めてもう少し深く読ませていただきます。
どうも初めまして
いつもコメントありがとうございます
知り合いや親しい人とかは別だけど、
『はいはい』『あいあい』『ういうい』はあまり気持ちいいものではないかもしれません。
つなげるなら『うんうん』の方が個人的には好みです。もしくは×2しないとか?
相手が何を言わんとしているのか理解しようとする姿勢が好感をもたれるのだと思います。
相槌はそのサインなんでしょうね・・・だから話聞いてるよという感じでたまに意見とか挟んでみるといいかもしれません。(人や状況にもよるので一概にこうとは言い切れませんが)
いくら相槌打ってもそれだけで単調に
同じリズムで繰り返されるだけでしたら
逆の意味で捉えられる危険性があると思います。
相手に伝わらなくても自分らしい表現方法
他人に合わせたいとき
合わせたくないとき
何かを主張したいとき
結局の所、何が大事か何を捨てるかで変わってくるんだと思います。
自分がどうしたい どう在りたいかなんですよ。
とまぁお見苦しい文章ですが、私の考えです
失礼しました^^;
ところでゆかりさん リンク貼ってよろしいですか?
質問を疑問系で返す、というのに関連して
質問を質問で返すのもあるよなーってふと思った。
「あなたはどうなの?」とかそういったたぐい、
あれってホント、不快感与えるよなぁ。
「はいはい」の意味はゆかりんの本文の意味通りで捉えるのが普通だと思うけれど、
コミュニケーションをとる言葉としてネットで不十分かっていうと、そうでもないんじゃないかな。
「はいはい(、もういいから)」のニュアンスが含まれていたとして
「もういいから黙れよ、いい加減」
って言われるのと
「はいはい」
って言われるのは受け取る側の気持ちはだいぶ違うと思う。
はっきり言ってくれたほうがいいという人もいるだろうけど、伝える側の(もういいから)の気持ちを伝える方法としては、そこまで間違っている表現とも思えない。
それを読み取れずに相手から(もういいから)を直接言わせてしまうのは聞き手側の配慮ミスだと感じるかな。
(もういいから)という意思を伝えることを視点においた考えでした。