叫ぶ竜神よ あなたを抱きしめて
2005.09.12 |Category … 音楽
…誤解されそうなタイトルだね、これ(笑)
私は昔、キーボードに手を出していた時期がありまして、その影響でキーボーディストの関わる音楽を結構耳にしていました。と言っても、日本で著名なキーボーディストというのは現役では結構少なかったわけです。ギタリストなら結構いるんですけどね。この辺は、やっぱりバンドの中で「キーボード<ギター」という図式があらわしているのかもしれません。同じバンドにキーボードとギターが同居している場合、大抵はギターがメインに据えられているのが現状です。
以前…まだ御影屋本舗の頃にaccessのファンだったという事を少し書きましたが、これは上記が原因でもありました。当時、小室哲哉率いる(?)TMNが活動停止して実質活動していたのが浅倉大介だけだった、というのも実はあります。
で、話は戻ってその小室哲哉氏。イロイロ言われていますが、キーボーディストとして…というよりむしろ、マニピュレータとしては凄いとしか言いようがないと思います。プロデューサーとしてマンネリだとか色々言われてましたが、それは二の次だったのですよ私にとって。
そんなわけで、私にとって思い出深いのが実はtrfだったりします。当時日本では無名に近かったユーロビートを一般的にしたその牽引力は、他のどんな事をマイナスだと捉えても功績として認められると思います。
私は当時、trfの楽曲はいろいろ聴いていたんですが、実はCDとしては1枚も買ってなかった事に気付きました。なので、ふと聞きたくなっても手元にないんですよね。trfは割とシングル楽曲が多かったし、私自身ほかに興味もあんまりないし(何)、ベスト盤とかあったらそれ買おうかなぁ、とか思ってるんですが。あったら買って来ようかなぁ、とか。
masqueradeのギターの音は、何度聞いても感動です。
YAMAHAのVL-1だったかな。世界で初めて…というより、当時新開発だったVA音源を搭載した、モノシンセ。モノ…つまりは単音シンセサイザーです。当時と言っても、既に複和音どころではなかった時代に、なぜこのようなものが新開発されたかというと。このシンセサイザーはサンプリング(既存の音を伸縮させて音階を表現する)やFM(周波数から直接音を作り出す)ではなく、物理的表現による音源として一斉を風靡した…わけではない。
何故なら、VA音源(言い忘れてたけど、VirtualAcousticね)は、楽器そのものの動きをシミュレートして音を作り出す音源なのです。弦楽器なら、その弦の響きや震え一本一本をシミュレートして、音を作り出す。つまり、音の作り手に特別の技術力を必要とされる、物すごく特殊な音源だったのです。
話を戻して。現在、一般的なポピュラー音楽に於いて、全てをシンセサイザーで表現する際に一番のネックになるのは大抵ギター部分です。特にディストーションを被せたりする場合などは、シンセサイザーで完全に表現するのはほぼお手上げ状態になり、逆に「シンセサイザーでのギター音」が確立されている状況だったりします。
そんな中、このVA音源を使って中央突破を掛けたのがmasqueradeでした。ディストーションを極限まで使って表現しているこの音が、本物のエレキギターではなくシンセサイザーによって表現されていると気付く人がどれだけ居るのでしょうか。普通のギターだと思って何の感慨もなく聞いている人も結構居ると思います。そんな、自然に聞かせる、という非常に難しい部分をこの曲のギターパートは成し遂げちゃってたりするのです。
と言いつつ、単純に私はこの曲好きです。ただ、アルバム等に収録されていたRemixではこのギター部分が全て消されている場合が何故か多いのです。このあたりに、何か裏を感じるのは私だけでしょうかっ。
私は昔、キーボードに手を出していた時期がありまして、その影響でキーボーディストの関わる音楽を結構耳にしていました。と言っても、日本で著名なキーボーディストというのは現役では結構少なかったわけです。ギタリストなら結構いるんですけどね。この辺は、やっぱりバンドの中で「キーボード<ギター」という図式があらわしているのかもしれません。同じバンドにキーボードとギターが同居している場合、大抵はギターがメインに据えられているのが現状です。
以前…まだ御影屋本舗の頃にaccessのファンだったという事を少し書きましたが、これは上記が原因でもありました。当時、小室哲哉率いる(?)TMNが活動停止して実質活動していたのが浅倉大介だけだった、というのも実はあります。
で、話は戻ってその小室哲哉氏。イロイロ言われていますが、キーボーディストとして…というよりむしろ、マニピュレータとしては凄いとしか言いようがないと思います。プロデューサーとしてマンネリだとか色々言われてましたが、それは二の次だったのですよ私にとって。
そんなわけで、私にとって思い出深いのが実はtrfだったりします。当時日本では無名に近かったユーロビートを一般的にしたその牽引力は、他のどんな事をマイナスだと捉えても功績として認められると思います。
私は当時、trfの楽曲はいろいろ聴いていたんですが、実はCDとしては1枚も買ってなかった事に気付きました。なので、ふと聞きたくなっても手元にないんですよね。trfは割とシングル楽曲が多かったし、私自身ほかに興味もあんまりないし(何)、ベスト盤とかあったらそれ買おうかなぁ、とか思ってるんですが。あったら買って来ようかなぁ、とか。
masqueradeのギターの音は、何度聞いても感動です。
YAMAHAのVL-1だったかな。世界で初めて…というより、当時新開発だったVA音源を搭載した、モノシンセ。モノ…つまりは単音シンセサイザーです。当時と言っても、既に複和音どころではなかった時代に、なぜこのようなものが新開発されたかというと。このシンセサイザーはサンプリング(既存の音を伸縮させて音階を表現する)やFM(周波数から直接音を作り出す)ではなく、物理的表現による音源として一斉を風靡した…わけではない。
何故なら、VA音源(言い忘れてたけど、VirtualAcousticね)は、楽器そのものの動きをシミュレートして音を作り出す音源なのです。弦楽器なら、その弦の響きや震え一本一本をシミュレートして、音を作り出す。つまり、音の作り手に特別の技術力を必要とされる、物すごく特殊な音源だったのです。
話を戻して。現在、一般的なポピュラー音楽に於いて、全てをシンセサイザーで表現する際に一番のネックになるのは大抵ギター部分です。特にディストーションを被せたりする場合などは、シンセサイザーで完全に表現するのはほぼお手上げ状態になり、逆に「シンセサイザーでのギター音」が確立されている状況だったりします。
そんな中、このVA音源を使って中央突破を掛けたのがmasqueradeでした。ディストーションを極限まで使って表現しているこの音が、本物のエレキギターではなくシンセサイザーによって表現されていると気付く人がどれだけ居るのでしょうか。普通のギターだと思って何の感慨もなく聞いている人も結構居ると思います。そんな、自然に聞かせる、という非常に難しい部分をこの曲のギターパートは成し遂げちゃってたりするのです。
と言いつつ、単純に私はこの曲好きです。ただ、アルバム等に収録されていたRemixではこのギター部分が全て消されている場合が何故か多いのです。このあたりに、何か裏を感じるのは私だけでしょうかっ。
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