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バンドとか、ユニットとか。形態はイロイロあるけれど、集まって1つの音楽を奏でる集団としてもっとも大切なのはボーカル(Vo)になる。諸説はあれど、こればかりは今後も変わることは難しいと思う。

良くも悪くも、その集団の華であり、看板となるVo。もっとも目立つ存在であり、また同時に、華や看板を背負うと同時に他と比べ物にならない責任をも背負う事に。

良く判らないかな。曲を聴いて、一番最初に耳に残るのは歌声でしょう。ギター(Gt)は他人で代用でき、まったく同じように表現する事は可能だろうけれど、Voはどうしてもその人の歌声という個性的なものが含まれるので不可能でしょう。

一種、その音楽集団の個性はVoが鍵を握ると言っても過言ではないと思うのです。


SoundHorizonから、正式VoでありメインVoであったAramary嬢が脱退しました。どんな役割の人だったかというのはSoundHorizonの世界感を知らないと理解し難い部分はどうしてもあるのですが、Wikiであるクロニカ学習帳から引用させてもらうと、このようになります。

声優・ナレーション・司会・歌手として活躍中。ボイスアーティストという称号が最もよく似合う、Sound Horizonが誇る歌姫。愛くるしい少女の声で唄ったかと思えば、世界を冷笑する冷たい少年を演じ、その次に妖艶な悪女として聴き手を誘惑し、さらには透明な声で世界の真理を淡々と語ったりする。

この人が、歌で物語を綴るSoundHorizonの楽曲の中で、どれだけの重要度を帯びているかは想像に難くないでしょう?


もとより同人活動を中心としていた際の人選で、メジャーデビューした事がそもそもの綻びの原点なのかもしれません。これは私たちからでは、何を唱えても妄想でしかありません。

ただ、少なくとも、現在のSoundHorizonを愛聴している人の多くに、Aramary嬢の「声」に惹かれている人も少なくはないでしょう。mixiのコミュニティとか見てると「Aramary嬢が居ないと考えられないとか、そういうわけじゃない」と唱える人も居ますが、そういう問題じゃないと私は思うのですよ。


過去歴代のバンド等で、Vo以外の人が脚光を浴びているケースはそれほど多くはありません。坂本龍一(YMO)や小室哲哉(TM Network)、布袋寅泰(BOOWY)、浅倉大介(access)、等。少なくはないけれど全体から見ると決して多くはないのです。大抵は前述の通り、Vo=顔、なんですよ。

第2期SoundHoriozn、と銘打っていますが私はどうかと疑問に思っています。変な話ですが、楽曲を聴いている上でのRevo氏(代表)というのはプロデューサーのようなもの、なんですよね。その中で、最大の表現方法として「声」を用いながら、その表現媒体(Aramary嬢)を別のものに置き換えて、名前を継続して利用するというのは個人的にはどうにも頷き難いです。


…というような考察をみんなにさせる事が、すべて予定調和のうちかもしれませんね。
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●Thanks Comments

バンドは歌だけでなく、曲調も大事じゃない。
メンバー一人一人のセンスの集大成が曲に
なって、ボーカルがそれを歌うわけさ。

だからボーカルだけじゃなく、ギター・ベース・ドラムも
ボーカルと同じ位大事だと思うよ。

誰一人として欠けてはいけないものだけど
ゆかりの言うように、ボーカルが変わると
全く別物になるねぇ。

でもWANDSってボーカル変わってたんだよなぁ・・・。

From 【えの】 ||2006.03.24 04:27編集

しかし後続であるSoundHorizonの
GUNSLINGER GIRL Image Album「Poca felicita」
このアルバムはボーカルがその原作のキャラをモチーフとしているので、キャラと同数存在して多種多彩のボーカルからなるアルバムなわけで。
つまりAramary嬢がいないSoundHorizonなわけなんだけど、これを聞くと「これはSHの曲だなぁ…」と思わせられてしまう。
やはり曲調自体がSHの曲は独特で、その作曲をしているRevoさんのSHは、Aramary嬢がいなくてもやっぱりSHであるわけだ。
おそらくもしRevo氏のいるSHでなければ、Aramary嬢は普通の歌手(技術はものすごいのだけれど)で終わってしまっていたと思う。
Aramary嬢もJimang氏もRevoという作曲家がいて初めて「すごい役者」として成立していた、という印象。

個性はVo.が鍵を握るというのは同意だし、本文もそのまま自分の意見と重なる。
けれど代用が効かない、という意味ならSHだけはRevoさんという存在もVo.のAramary嬢と同等の存在だったとは思う。

なのでAramary嬢のいなくなったSHを第二期SHと銘打つのはどうなの?ということに関しては、Aramary嬢のいないSHはSHじゃねーだろ、
という考えと同時に、
RevoさんがいればSHはSHだろ、
という考えも自分の中に存在してるミステリー。

From 【ななみ】 ||2006.03.24 07:59編集

多分、これって私の「感情的」な話かもしれないんだけどね。

確かに、SoundHorizonというのはRevo氏が鍵になるのはわかるんだ。音楽という面で見て、SoundHorizonというものを形成する上で氏は決して欠かせない存在だと思うの。

じゃあ、正規メンバーとしてAramary嬢を迎え入れる必要ってなかったんじゃない?と私は思っていたのです。正規メンバーとして今の地位を築き、知れ渡ったところではいサヨナラ……そんな風に見えちゃったのです。歪んだ感性かもしれませんね。

Jimang氏のようにサポートメンバーという位置づけであれば、時と場合によって…というより楽曲によって使い分け(言い方は悪いですが)するという形でも良かったと思うんですよ。あくまでSoundHorizonとして、Revo&Aramaryの名前で(それ以前に活動していたのですから、偶然や突発的な人選ではないでしょう?)活動をして欲しかったなあ、という部分が大きいのです。

個人的には、今回のような方向転換を平気で行うのであれば、あくまでRevo氏単体で活動をしていれば違和感なく「次はどうなるんだろー」というドキドキ感とかあったのかな、と思うと少し残念なんですよね。


私は、SoundHorizonが好きだったというよりは、「Aramary嬢の奏でるSoundHorizon楽曲」に惹かれて関心を持ったクチなんですよね。少々偏見入ってるかもしれないけれど「Revo氏の築く楽曲」の上の「Aramary嬢による表現」が私の中での彼らの姿であり、これがDVDを見た時の「Jimang氏は嫌いじゃないしキャラ的に好きだけど、Jimang氏のソロはなんだか違うなあ」と感じたトコロな気がするんですね。

そういう意味では、Aramary嬢が何らかのソロ活動とかしても、私の感じる感情は「しっくりこない」だと思う。


今回の問題で一番感じたのは、全員が職人肌故の仲違い、かな。影ながら、時間はかかっても3人の共演(競演?)が再現される事を期待してるわけです。

From 【ゆかり】 ||2006.03.24 08:28編集

WANDSに関して調べてみました。

1:上杉昇(Vo)・柴崎浩(Gt)・大島康祐(Kb)
2:上杉昇(Vo)・柴崎浩(Gt)・木村真也(Kb)
3:和久二郎(Vo)・杉元一生(Gt)・木村真也(Kb)

…だそうで。


時期的に世間に知られているWANDSというのは第2期の頃であり、中山美穂とデュエットして知られた頃でもありますね。私が知ったのもこの頃だったと思う。しかし私の中でのイメージは、この第2期しかないです。というか第3期って1曲も知らない…(苦笑)。

第2期の頃ってB-Gram全盛期でもあって、作曲に織田哲郎が居たり、作詞にZARDの坂井和泉が名前を出していたりと豪華ラインナップ。コーラスに大黒摩季が居たりとか。一番輝いてた時期かもですねえ。


ところで、どこかで名前に見覚えあったと思ったら、第1期の大島氏ってSo-Fiの大島氏だったんですね…。

From 【ゆかり】 ||2006.03.24 08:46編集

SoundHorizonとやらを聴いた事が無いのでそれについてはおいといて。
それでもえのさんの言葉に8割同意。

確かにヴォーカリストが変わると印象が変わるけれど、それは他のメンバーであっても同じなのです。
曲作りの際は「現在居るメンバーが弾く事を前提にする」訳で、同程度のテクニックをもっていても癖が微妙に違う、このラインが苦手あるいは得意、という違いによって印象がガラリと変わります。
よってどのパートであっても「現在のそのバンド」にとっては不可欠なもの。
メンバーチェンジでバンドそのものが全く変わってしまうという事は良くある事です。
SoundHorizonというバンドが「歌」を重視するのであればそれは当然聞く側のヴォーカリストへの意識は強くなるでしょう。
ならば、他のパートはどうか。
例えばベースであれば、癖が変わっただけでリズムに僅かなズレが生じ、そこから違和感へと繋がるわけで。
ヴォーカルの脱退は、つまり他のメンバーが抜けることに等しい。
その中で上手くバランスを取ることが出来ればメンバー変更後であっても成功するし、バランスを取れなければそこで終わるのです。

海外のバンドの話でアレですが、俺の知っているバンドは既に初期のメンバーが一人も居ません。
それぞれ脱退であったり死別であったり、そのような事を繰り返しているうちに全てのメンバーが入れ替わってしまいました。
けれど、それでもバンドとして成立しています。
それはなぜかというと、メンバーが変わっても基本的な方向性は変えず、現在居るメンバーでのバランス取りを正確に行う事でバンドとしての破綻を回避したのですな。
このあたりの舵取りが上手くいけばSoundHorizonも失敗はしないでしょう。
「重要なパートであるヴォーカリストが抜けたからこれは別のバンドだ」というのは乱暴すぎる意見。
大事なのは、一人のメンバーではなくてバンドそのものが作り出す世界観。
それが継続しているうちは、そのバンドは成立するのです。
「Aramary嬢が居ないと考えられないとか、そういうわけじゃない」という意見はつまりそういう事なのです。

余談。
フロントマンをVo.が務めるというのはライヴにおけるMCの都合というものも大きいわけで、それが即「顔」になるかというとそれはちと早計。
実質的なバンドの顔をギタリストであったりベーシストであったりドラマーが務めることはそう珍しい事ではないのですよ。

From 【青い人】 ||2006.03.24 08:51編集

まあ、少しは調べて欲しい部分もあるわけですが…。

SoundHrizonというのは特殊な形態でもあって、簡単に言うとミュージカルに近いんですよ。Revo氏によって企画制作されたものを、各々が演じる…という形。その中で、「SoundHorizon」というグループ(?)の正式メンバーがRevo氏とAramary嬢であり、その他は全員サポートメンバーなわけです。そういう意味で、コンビやユニット、と言った方が(正規メンバーという観点を重視するのであれば)正しいかもしれませんね。

他のバンドと大きく違うところは、ボーカルの変更は単に歌い手の変更ではなく、役者の変更なんですよ。演じ、歌い、そして物語を語る。本文に記したと思うけれど、「女性全般と少年」の声すべて(ナレーションですらも)をAramary嬢が担っていたわけです。

From 【ゆかり】 ||2006.03.24 09:16編集

みんなが真面目な話してる中
こんな話するのも悪いけど…

私の回りの人は布袋はみんな知ってるのに、
氷室って誰?っていうんですorz
むしろ私が布袋の曲あんまりしらn



要は要点の違いなんだよね、
SoundHorizonが好きなのか、あらまりさん(の声)が好きなのか。
前者なら前者なりの意見
――具体的には、バンドとしてはかわらない、というもの。
後者ならば、あらまりさんのいないSHなんて以下略。
互いの視点が違う以上議論に終着点はないのです まる

私は正直あらまりさんじゃなきゃあの語りは無理だと思うんだな
曲も秀逸ではあれども、唯一無二な出来ではない。
ただ、あの曲にあらまりさんの語りという修飾があってはじめて、
唯一無二の芸術品になってると思ってる。
逆にいえば、唯一無二ではない曲である以上、
伴奏はある程度誰でもいいかな、とか思ってみたり。

ここまで書いて作詞が誰だか念頭に置くのを忘れてた罠。

From 【yuki】 ||2006.03.24 23:45編集

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