結果よければ?
2005.07.12 |Category … 想い
「結果よければすべてよし」という言葉があります。しばし賛否両論を引き起こす意味を含む、非常に使いどころの難しい言葉ですけれどね。良い方向で捉える場面と、悪い方向で捉える場面の2者が両立してしまう代物です。
私はこの言葉、あまり好きではありません。ニュアンスに「何をしてても出来ればいいんでしょ?」というものを含んでいるように感じてしまいます。もっとも、私自身にもこのような考えがないというと嘘になります。少なくとも、プログラミングの世界ではどれだけ「結果よければ以下略」を徹底できるかがコード化した後の処理速度の向上につながりますからね…。
でも、気持ちの問題になると、話は別になると思うんです。どれだけ「好き」って言われてても、「嫌い」って言われたらそれはその瞬間からは「嫌い」なんだなぁ、と。経緯は無視して、結果としての「嫌い」がその現在での答えになっちゃうんじゃないかなと私は思うんです。「たとえ今まで好きでも、今は嫌い云々」みたいな感じかな。
いや、何が言いたいかというと、人の気持ちって難しいね、って事。ほんの些細な事でも、どう感じるかは人それぞれだから。人を傷つけないというのは、本当に難しい事だよね…。
どれだけ「楽しかった」と言われても、最後に「つまらない」と言われたら、それまでの事は何だったんだろう…と思っちゃうんですよ…。
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